片頭痛診療webセミナーにディスカッサントとして参加してきました。
当日は品川ストリングスクリニックの山王直子先生より片頭痛診療におけるアジョビをはじめとしたCGRP製剤の重要性をご講義頂きました。
CGRP関連製剤は重症な片頭痛患者さんに投与というわけではなく重症になる前になるべく早く使用して、片頭痛による生活への悪影響を少しでも早く減らすことが大切であるということでした。
片頭痛に罹患している方の多くが仕事をバリバリ行っている若年の方です。片頭痛が若者から仕事の時間や、出世のチャンスを奪う事により日本経済には3000億円から2兆円を超える経済損失があると考えられています。
片頭痛に早期に介入することがひいては日本経済にも貢献できるという事です。
当院からは現在のCGRP製剤の使用状況やどのような患者様にCGRP製剤を使用するかをご報告させていただきました。
当院では片頭痛患者様の約6%程度にCGRP製剤を使用しておりますが、
HIT6とMIBS4の重症度を考えるともっと多くの患者様に使うべきであると再認識しております。
これまでの薬剤よりも効果が段違いにあり、副作用も少ない、それがCGRP製剤です。CGRP製剤にご興味ある方は是非当院にご相談ください。