
公開日:
2026/4/1
最終更新日:
2026/4/1
正中神経障害とは?手のしびれ・痛みの原因とMRI検査の重要性
手のしびれや痛み、細かい動作のしにくさを感じていませんか?
その原因のひとつに「正中神経障害」があります。
正中神経は手の感覚や動きに深く関わる重要な神経であり、障害されると日常生活に大きな影響を及ぼします。
横浜市南区井土ヶ谷にある当院では、手のしびれの原因として脳や神経の異常も含めて総合的に評価しています。
しびれの原因によっては脳疾患が隠れていることもあるため、正確な診断が重要です。
(https://www.idogaya-nouge.com/numbness)
手のしびれと正中神経の関係
手の神経は主に以下の3つで構成されています。
正中神経
橈骨神経
尺骨神経
これらは首から腕を通り、手の感覚や運動をコントロールしています。
その中でも正中神経は
親指〜薬指の一部の感覚
親指の細かい動き
に深く関与しています。
正中神経とは何か
正中神経の役割
正中神経は
手の感覚(特に親指側)
指の細かい運動(つまむ・握る)
を担う神経です。
特に「親指と人差し指で物をつまむ動作」に重要です。
正中神経の走行
正中神経は首(頸髄)から始まり、腕を通って手の指先まで伸びています。
途中で枝分かれしながら
筋肉を動かす運動神経
感覚を伝える神経
として働きます。
正中神経の感覚支配
正中神経は以下の感覚を担当します。
親指〜薬指の親指側(手のひら)
※薬指の半分、親指側だけ神経障害が出るのが特徴です
人差し指・中指の指先
※手のひらの一部は正中神経の支配領域ではなく障害されにくい特徴があります
正中神経の運動機能
正中神経は以下の動きに関与します。
手首を曲げる
指を曲げる
親指を動かす(対立・外転)
特に親指の動きに重要で、障害されると
ボタンを留める
ペンを持つ
といった動作が難しくなります。
正中神経障害で起こる症状
主な症状
手のしびれ(親指〜中指)
手の痛み
指先の感覚低下
親指の力が入りにくい
細かい作業が困難
症状は徐々に進行することが多く、放置すると筋力低下(麻痺)につながります。
正中神経障害の原因となる疾患
手根管症候群
最も多い原因です。
手首で神経が圧迫されることで発症します。
夜間や朝にしびれが強い
手を振ると楽になる
特徴があります。
関連ページ
(https://www.idogaya-nouge.com/headache-outpatient)
前骨間神経麻痺
運動のみ障害される特殊な神経障害です。
OKサインができない
指の第一関節が曲がらない
といった特徴があります。
回内筋症候群
前腕で神経が圧迫される状態です。
手のしびれ
前腕のだるさ
が見られます。
正中神経障害の鑑別表
病名 | 手根管症候群 | 前骨間神経麻痺 | 回内筋症候群 |
|---|---|---|---|
絞扼部位 | 手根管内 | 円回内筋・浅指屈筋腱弓 | 円回内筋・浅指屈筋腱弓 |
障害レベル | 遠位(手関節) | 前腕(運動枝のみ) | 近位(前腕) |
感覚障害 | あり(母指〜環指橈側)※母指球部は正常 | なし(純運動) | あり(母指〜環指橈側+母指球部) |
Ring finger split | + | − | | + |
運動障害 | 母指対立障害 | OKサイン不可(涙滴サイン) | 握力低下+巧緻運動低下 |
障害筋の特徴 | 母指球筋中心 | 深指屈筋+長母指屈筋+方形回内筋 | 母指球筋+前骨間神経筋+浅指屈筋など広範囲 |
誘発テスト | ファレンテスト陽性 | 特異的テストなし | 回内筋圧迫テスト回内ストレステスト |
鑑別ポイント | 母指球の感覚は保たれる | 感覚障害がないことが決め手 | 母指球の感覚も障害される |
その他の原因
外傷(神経損傷)
腫瘍
ガングリオン
危険なサイン(見逃してはいけない症状)
以下の場合は脳疾患の可能性もあるため注意が必要です。
急にしびれが出た
片側の手足に症状がある
ろれつが回らない
めまいや頭痛を伴う
このような場合、脳梗塞などの可能性もあるため早急な受診が必要です。
(https://www.idogaya-nouge.com/dizziness)
検査とMRIの重要性
正中神経障害の診断では
神経学的診察
筋力評価
感覚検査
が重要です。
さらに当院では
MRI検査による評価
を行い、
脳梗塞
脳腫瘍
頚椎疾患
などの「中枢性の原因」を見逃さない診療を行っています。
(https://www.idogaya-nouge.com/mri)
日本神経学会のガイドラインでも、しびれの原因検索には中枢神経の評価が重要とされています。
なぜ脳神経外科を受診すべきか
手のしびれは整形外科疾患だけでなく
脳梗塞
脳出血
神経疾患
でも起こります。
そのため
「脳か、末梢神経か」を見極めること
が非常に重要です。
当院では脳神経外科専門医が診察し、必要に応じてMRIで評価します。
受診の目安
以下の場合は早めに受診してください。
しびれが続く(数日以上)
徐々に悪化している
手に力が入らない
両手ではなく片手だけ症状がある
当院の診療について(横浜市南区井土ヶ谷)
当院では
手のしびれ
頭痛
めまい
などの神経症状を専門的に診療しています。
横浜エリアでMRIを用いた迅速な評価が可能です。
しびれの原因を「脳・神経・整形外科」の視点から総合的に診断します。
よくある質問(FAQ)
手のしびれは整形外科と脳神経外科どちらを受診すべき?
しびれの原因には脳疾患が含まれるため、まずは脳神経外科での評価が推奨されます。
手根管症候群は自然に治りますか?
軽症であれば改善することもありますが、進行すると手術が必要になる場合があります。
しびれだけでもMRIは必要ですか?
片側のしびれや急な症状の場合、脳疾患の除外のためMRIが重要です。
正中神経障害は放置しても大丈夫?
進行すると筋力低下や手の変形につながるため、早期診断が重要です。
まとめ
正中神経障害は手のしびれの代表的な原因ですが、その裏に脳の病気が隠れていることもあります。
特に
片側のしびれ
急な発症
の場合は注意が必要です。
横浜市南区井土ヶ谷の当院では、MRIを活用し原因を正確に診断します。
気になる症状がある場合は早めにご相談ください。
受診のご案内
井土ヶ谷脳神経外科・内科 頭痛めまいしびれクリニックはこちら
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