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アスピリン喘息とは?頭痛で痛み止めをよく飲む方が注意すべき副作用

2026/3/15

    アスピリン喘息とは?頭痛で痛み止めをよく飲む方が注意すべき副作用

    頭痛のために痛み止めを頻繁に使用している方の中には、薬の影響で喘息発作が起こる「アスピリン喘息」を発症することがあります。

    特に市販の鎮痛薬や解熱鎮痛薬の多くには、アスピリンやNSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)と呼ばれる成分が含まれており、体質によっては強い呼吸症状を引き起こすことがあります。

    横浜市南区井土ヶ谷にある脳神経外科でも、頭痛で痛み止めを頻繁に使用している患者さんの中に薬剤関連の問題が見つかるケースがあります。

    当院の頭痛外来では、片頭痛や慢性的な頭痛の診療とともに、薬剤使用の安全性についても評価しています。
    https://www.idogaya-nouge.com/headache-outpatient


    アスピリン喘息とは

    アスピリン喘息とは、アスピリンやNSAIDsを服用した後に喘息発作が誘発される病態です。

    正式には

    NSAIDs過敏喘息(NSAIDs-exacerbated respiratory disease)

    と呼ばれます。

    特徴として

    • 鎮痛薬を服用してから数十分〜数時間で発症

    • 強い喘息発作

    • 鼻づまりや鼻ポリープを伴うことが多い

    といった症状がみられます。

    日本では成人喘息の約5〜10%に関連すると報告されています。


    頭痛で痛み止めを多く飲む人が注意すべき理由

    頭痛が続く場合、多くの方が市販の鎮痛薬を使用します。

    代表的な薬

    • ロキソプロフェン

    • イブプロフェン

    • アスピリン

    • ジクロフェナク

    これらはすべてNSAIDs系鎮痛薬です。

    慢性的な頭痛がある場合、鎮痛薬を繰り返し使用することで

    • アスピリン喘息

    • 薬物乱用頭痛

    などの問題が起こることがあります。

    頭痛の原因を評価することが重要です。
    https://www.idogaya-nouge.com/headache-outpatient


    アスピリン喘息の原因

    原因はプロスタグランジン代謝の異常と考えられています。

    NSAIDsは

    COX(シクロオキシゲナーゼ)酵素

    を阻害する薬です。

    その結果

    • ロイコトリエンが増加

    • 気道炎症

    • 気管支収縮

    が起こり、喘息発作を引き起こします。


    危険サイン

    以下の症状がある場合は注意が必要です。

    • 鎮痛薬を飲むと息苦しくなる

    • 鼻づまりが強い

    • 鼻ポリープがある

    • 咳や喘鳴(ゼーゼーする呼吸)

    • 鎮痛薬服用後の喘息発作

    このような場合は、自己判断で鎮痛薬を服用せず医療機関へ相談することが重要です。


    頭痛の背景にある代表疾患

    鎮痛薬を頻繁に使用する背景には、慢性的な頭痛疾患が隠れていることがあります。

    片頭痛

    ズキズキと拍動する頭痛が特徴で

    • 吐き気

    • 光過敏

    • 音過敏

    を伴うことがあります。

    詳しくはこちら
    https://www.idogaya-nouge.com/migraine

    日本頭痛学会のガイドラインでは、適切な予防治療を行うことで鎮痛薬使用を減らせるとされています。


    緊張型頭痛

    最も多い頭痛で

    • 頭が締め付けられるような痛み

    • 肩こり

    • 首のこり

    が特徴です。

    詳しくはこちら
    https://www.idogaya-nouge.com/tension-type-headache


    群発頭痛

    片側の目の奥の激しい痛みが特徴で

    • 鼻水

    • 目の充血

    を伴います。

    詳しくはこちら
    https://www.idogaya-nouge.com/cluster-headache


    検査(MRIの役割)

    慢性的な頭痛がある場合

    • 脳腫瘍

    • 脳動脈瘤

    • 脳出血

    などの脳疾患が隠れていないか評価することが重要です。

    そのため脳神経外科ではMRI検査が行われます。

    当院ではMRIによる脳の評価が可能です。
    https://www.idogaya-nouge.com/mri


    脳神経外科を受診する理由

    頭痛がある場合、原因は大きく分けて

    • 一次性頭痛(片頭痛など)

    • 二次性頭痛(脳疾患)

    の2つがあります。

    日本頭痛学会のガイドラインでは、危険な頭痛を除外するため画像検査が必要な場合があるとされています。

    特に以下の場合は注意が必要です。

    • 今までにない強い頭痛

    • 突然の激しい頭痛

    • 神経症状(しびれ・麻痺)

    このような場合は脳神経外科での評価が推奨されます。


    受診の目安

    以下の場合は医療機関への相談をおすすめします。

    • 鎮痛薬を月10回以上使用している

    • 頭痛が慢性化している

    • 鎮痛薬を飲むと呼吸が苦しくなる

    • 市販薬が効かなくなってきた


    当院の診療(横浜市南区井土ヶ谷)

    井土ヶ谷脳神経外科・内科 頭痛めまいしびれクリニックでは

    • 頭痛の原因評価

    • 薬物乱用頭痛の評価

    • MRI検査

    • 頭痛予防治療

    を行っています。

    横浜市南区・井土ヶ谷エリアで頭痛にお悩みの方はご相談ください。


    よくある質問(FAQ)

    アスピリン喘息の人はすべての鎮痛薬が使えませんか?

    すべての薬が使用できないわけではありません。
    医師の判断で使用可能な鎮痛薬が選択されます。


    市販の痛み止めでもアスピリン喘息は起こりますか?

    はい。
    イブプロフェンやロキソプロフェンなどのNSAIDsでも発症する可能性があります。


    頭痛で痛み止めを飲みすぎるとどうなりますか?

    鎮痛薬の過剰使用により薬物乱用頭痛が起こることがあります。
    頭痛が慢性化する原因になります。


    頭痛でMRIは必要ですか?

    頭痛のタイプによっては、脳疾患を除外するためMRI検査が行われます。


    まとめ

    アスピリン喘息は、鎮痛薬の服用によって喘息発作が誘発される疾患です。

    特に

    • 頭痛で鎮痛薬を頻繁に使用している

    • 呼吸症状が出る

    • 鼻づまりが強い

    といった場合には注意が必要です。

    慢性的な頭痛の背景には、片頭痛などの頭痛疾患が隠れていることがあります。
    適切な診断と治療を受けることで、鎮痛薬の使用を減らすことが可能です。


    井土ヶ谷脳神経外科・内科 頭痛めまいしびれクリニックに是非ご相談を!
    https://www.idogaya-nouge.com


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    045-326-6438

    045-326-6438

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