
2026/3/18
月経関連片頭痛とは?原因・症状・治療・受診目安を脳神経外科が解説
月経の前後に毎回のように起こる頭痛に悩んでいませんか?
それは「月経関連片頭痛」の可能性があります。
女性に多い片頭痛の中でも、ホルモン変動と強く関係するタイプであり、適切な診断と治療によって日常生活の質を大きく改善できます。
当院では横浜市南区・井土ヶ谷エリアで頭痛外来を行い、MRIを用いた評価も含めて診療しています。
(https://www.idogaya-nouge.com/headache-outpatient)
月経関連片頭痛の概要
月経関連片頭痛とは、月経の開始前後(通常は月経開始の2日前〜3日後)に起こる片頭痛です。
日本頭痛学会の分類(ICHD)では以下のように定義されています。
・月経周期に一致して頭痛が出現
・複数回の周期で同様に発症
・片頭痛の特徴を持つ
通常の片頭痛よりも
・痛みが強い
・持続時間が長い
・薬が効きにくい
といった特徴があります。
主な症状
月経関連片頭痛では以下の症状がみられます。
・ズキズキとした拍動性の頭痛
・片側または両側の痛み
・吐き気、嘔吐
・光や音に敏感になる
・動くと悪化する
詳細な頭痛タイプについては
片頭痛の解説ページも参考になります
(https://www.idogaya-nouge.com/migraine)
原因(ホルモン変動と脳血管)
最大の原因はエストロゲン(女性ホルモン)の急激な低下です。
月経直前にはエストロゲンが急激に減少し、これにより
・脳血管の拡張
・三叉神経の活性化
・炎症物質(CGRP)の放出
が起こり、頭痛が誘発されます。
これは「神経血管説」と呼ばれ、日本頭痛学会ガイドラインでも支持されています。
危険な頭痛との違い(重要)
月経時の頭痛でも、以下の場合は注意が必要です。
・突然の激しい頭痛(今までにない痛み)
・意識障害やしびれを伴う
・発熱やけいれんがある
これらは
・くも膜下出血
・脳出血
・脳腫瘍
などの可能性があります。
そのため、必要に応じてMRI検査による評価が重要です。
(https://www.idogaya-nouge.com/mri)
関連疾患との鑑別
月経関連片頭痛と似た症状を持つ疾患には以下があります。
緊張型頭痛
・締め付けられるような痛み
(https://www.idogaya-nouge.com/tension-headache)
群発頭痛
・目の奥の激痛
・一定期間に集中
(https://www.idogaya-nouge.com/cluster-headache)
正確な診断には専門的な評価が必要です。
検査(MRIの役割)
月経関連片頭痛は基本的に機能的な頭痛ですが、
・初めての強い頭痛
・症状の変化
・神経症状を伴う場合
には脳の器質的疾患を除外する必要があります。
当院ではMRIを用いて
・脳出血
・脳梗塞
・脳腫瘍
などを評価します。
(https://www.idogaya-nouge.com/mri)
治療(ガイドライン準拠)
日本頭痛学会ガイドラインに基づき、以下の治療を行います。
急性期治療
・トリプタン製剤
・NSAIDs
予防治療
・ホルモン周期に合わせた予防投与
・CGRP関連薬
・生活習慣調整
特に月経関連片頭痛では「短期予防療法」が有効とされています。
脳神経外科を受診すべき理由
月経に伴う頭痛でも、以下の理由から脳神経外科での評価が重要です。
・危険な頭痛の除外
・MRIによる安心の診断
・適切な薬物治療の選択
・慢性化予防
横浜市南区・井土ヶ谷エリアで頭痛にお悩みの方は、専門外来での診療をおすすめします。
受診の目安
以下に当てはまる場合は受診を検討してください。
・月経のたびに頭痛が起こる
・市販薬が効かない
・日常生活に支障がある
・年々悪化している
当院の診療について
当院では頭痛外来にて
・片頭痛の詳細診断
・月経関連片頭痛の評価
・MRI検査
・個別に合わせた治療
を行っています。
横浜・井土ヶ谷で頭痛にお悩みの方はご相談ください。
(https://www.idogaya-nouge.com/headache-outpatient)
よくある質問(FAQ)
月経関連片頭痛は治りますか?
完全に消失しない場合もありますが、適切な治療により頻度や強さを大きく減らすことが可能です。
ピル(低用量経口避妊薬)は有効ですか?
ホルモン変動を安定させることで改善する場合がありますが、血栓リスクなどもあるため医師の判断が必要です。
市販薬だけで大丈夫ですか?
軽症であれば対応可能ですが、繰り返す場合はトリプタンなどの専門治療が推奨されます。
MRIは必ず必要ですか?
典型的な片頭痛では必須ではありませんが、初発や異常所見がある場合は推奨されます。
まとめ
月経関連片頭痛は、女性ホルモンの変動によって引き起こされる代表的な頭痛です。
・周期的に起こる頭痛は要注意
・通常の片頭痛より重いことが多い
・適切な治療で改善可能
危険な疾患との鑑別も重要なため、専門的な評価を受けることが大切です。
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