めまい

「めまい」の検査はMRIで行いましょう。

ふとした瞬間に襲ってくる「めまい症状」。

脳梗塞・脳出血・脳腫瘍など、「脳に異常があるのではないか?、命に関わるのでは?」と不安に思うことありますよね。

今回はめまいについてまとめ、めまいに対して適切な対応ができるよう、日本脳神経外科学会認定脳神経外科専門医で、井土ヶ谷脳神経外科・内科 頭痛・めまい・しびれクリニックの院長 宮崎医師が解説いたします。

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この記事を読むと以下の3つのことが分かります。

<目次>

  1. めまいの種類 「ふらつき」もめまいの一種!
  2. めまいで最も多いのはBPPV(良性発作性頭位めまい症)
  3. 安心するために必要な検査。頭部MRIの必要性。当院は10分でMRIが可能!

1.めまいの種類 「ふらつき」もめまいの一種!

めまいの大半は内耳障害によるもの、つまり耳からくる目眩がほとんどです。

美容室の洗髪時、歯科医での治療の際など頭が下がる姿勢の時にめまいを感じることが多いです。このようなめまいでは強い回転性めまいが起こることが多く、症状もかなり強く出てしまい、嘔吐を繰り返し救急車を呼ぶ必要がある事もしばしばあります。

その中に脳卒中など命に関わるものや高血圧、低血糖、貧血、顎関節症などの随伴症状によるめまいも隠れています。脳卒中などの命に関わるめまいを診断するためには頭部MRI検査が必要となります。

めまいを発症様式別に分けると下記になります。

発症様式疾患名
急性
  • 脳血管障害によるめまい
  • 前庭神経炎
  • めまいを伴う突発性難聴
発作性
    • メニエール病
    • 前庭性片頭痛
    • BPPV(良性発作性頭位めまい症)など
慢性
  • PPPD(持続性知覚性姿勢誘発めまい)
  • 脳腫瘍、聴神経鞘腫

めまいと聞くと目がぐるぐると回る「回転性めまい」や、体がふわふわとしてしまう「浮動性めまい」が一般的ですが、「不安定性めまい」という概念が新たに加わりました。「ふらつき」と表現されるめまいで、特に高齢の方に多い症状です。

PPPD(持続性知覚性姿勢誘発めまい)をWHOが2017年に定義

PPPDは浮遊感、不安定感を生じ、動くものやスーパー等で陳列台の商品を見た際に複雑な視覚刺激で症状が悪化するめまいです。かなり日常生活に影響を与えます。ストレスが強く関与して症状が発症しますが心の問題ではなくバランス機能の障害によるものと考えられています。治療は抗うつ薬やリハビリなどで行います。これまではっきり原因がわからないめまいは所謂「めまい症」という診断となっておりましたが、その中にPPPVが含まれており治療によって改善する方がいると考えられてます。

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PPPDの診断基準はこちらから

2.めまいで最も多いのはBPPV(良性発作性頭位めまい症)

BPPVの仕組みの画像

めまいで最も多いのはBPPVです。

BPPVは三半規管に入り込んだ耳石が原因で引き起こされます。

内耳には耳石器(ジセキキ)といってバランスに関わる耳石(ジセキ)(平衡に関わる石)が入った場所があります。耳石はおよそ1万粒あり、髪の毛のように入れ替わります。加齢に伴い徐々に脆くなっていきます。脆くなった耳石が耳石器から剥がれて三半規管の中に入り込みます。その耳石が100粒以上の塊になると耳石塊(ジセキカイ)という異物になります。この「耳石の塊」がめまいの犯人です。

「耳石の塊」が頭の位置や姿勢の変化によってリンパ液で満たされた三半規管の中を移動することで、脳に刺激が伝わり回転性めまいの症状が出ます。

三半規管とは3つの方向に輪っかが重なったような形をしております。BPPVの85%は後半規管に耳石が入り起こります。後半規管は最も低い位置にあるため耳石が入り込みやすいからです。

BPPVは布団で横になる際に頭を枕につける時や、起きあがろうとして枕から頭を離す姿勢、また寝返りの時に生じやすいのが特徴です。BPPVの好発年齢は50代〜70代で、女性に多いです。ある報告によると閉経後で骨密度が低くなると耳石が剥がれやすくなり再発しやすいと考えられています。

BPPVの症状は耳石塊が三半規管内を移動する時に起こります。持続時間は石が移動する時間です。頭を動かさなければ症状は出ないため5分程度で症状は改善します。 目次へ戻る→

 

3.安心するために必要な検査。頭部MRIの必要性。当院は10分でMRIが可能!

MRIの脳の画像

めまいはほとんどが耳の三半規管が原因で起こると説明しましたが、皆さんがめまい症状を自覚した時、本当に耳からきているか判断することは殆どの場合、不可能だと思います。実際にめまいの方が来院され、おそらく三半規管によるめまい症状だろうと考えながらMRIを行うと、聴神経腫瘍や小脳腫瘍が見つかる場合、椎骨動脈の解離等が見つかる場合があります。

めまい症状の中でも特に危険な脳の病気を調べるためにはMRIは必要な検査となります。

MRIは磁石を用いて体の中を調べる検査です。被爆しないため基本的に無害で無痛で受けることのできる検査になります。体内にペースメーカ等の医療機器や、磁石にくっつく性質を持つ金属が留置されている場合は検査はできません。

MRIの検査は20ー30分程度かかる、長い検査という印象が一般的には強いです。しかし、当院では、新型のMRIを用いて、MRIの使用に長く従事している放射線技師が撮像方法を工夫し、約10分でMRI検査行えます。患者さんの苦痛が少なく検査を行えるように、検査方法をブラッシュアップし診療を行なっております。  目次へ戻る→

まとめ

  1. めまいの種類 「ふらつき」もめまいの一種!
  2. めまいで最も多いのはBPPV(良性発作性頭位めまい症)
  3. 安心するために必要な検査。頭部MRIの必要性。当院は10分でMRIが可能!

めまいには様々な種類がありますが、脳出血や脳腫瘍など命に関わるものも含まれます。最近は「ふらつき」もめまいの一種であることがわかっており新たなに治療の可能性も考えられてます。

めまいで一番多いのは三半規管の異常によるBPPVです、5分程度で症状が消失します。

目眩が実際に起こった時、何が原因で起こっているかを患者さんが判断するのはとても難しく、専門機関で診断されてもMRIを行うと脳腫瘍が見つかったり、脳血管の解離などが見つかることがあります。

「めまい」を自覚したら、一度当院へ是非ご相談ください。

当院では約10分という短い時間でのMRI検査が可能です。

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